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かわかみ整形外科クリニック
垂水区 整形外科・リウマチ科・リハビリテーション科
Kawakami Orthopaedic Clinic
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-関節リウマチについて-

リウマチ外来に通院中の患者様へ

Rheumatoid arthritis

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リウマチ外来 診察予約 リウマチ診療

関節リウマチについて アイコン
To outpatients

いつもご来院賜り、誠にありがとうとございます。
令和4年2月より、リウマチ患者様へ、よりきめ細やかな治療体制を提供すべく、下記の通り、リウマチ患者様の予約診療の拡充、フォローアップ体制の充実を図りました。

ご予約方法のご案内

診察予約は、「お電話」「窓口」「Web」でおとりいただけます。
※一般外来も予約制で行っております。

【木曜午後の予約外来】

木曜午後の予約外来(16:00~19:00)は川上院長が診察いたします。

 

【ご予約なしで、通常の診察の時間帯に受診】

午前中はご来院数が多く多少待ち時間が長くなる場合がございます、外来の混雑状況の目安をご参考にご来院いただくと待ち時間が少なくなります。

 

【月・水曜の特別枠での予約診察】

午前診と午後診の間の「中間診」(13:00~15:00頃)

 

【第3土曜 9:00~12:00の予約診察】

日本リウマチ学会専門医・指導医が、診察いたします。

 

かわかみ整形外科クリニック待合の写真

当院のリウマチ診療の取組みと皆様へのお約束

  1. エコーを用いた最新のリウマチフォローアップ
  2. 当院独自の小冊子「リウマチ通信」の発行
  3. 24時間対応の連絡体制(急なご容態の変化や服薬等のご不安に対応)
  4. 神戸大学整形外科リウマチ診療グループをはじめ地域の拠点病院との連携
  5. 最新の治療(生物学的製剤やJAK阻害剤など)の導入
  6. 患者様目線での治療
  7. 万全のフォローアップ体制

リウマチ
診療

当院のリウマチ診療の取組みと皆様へのお約束のイメージイラスト

生物学的
製剤

当院での生物学的製剤の使用の流れと使い分け

生物学的製剤 効果による使い分け

基本的には、特別の事情がなければ(結核の既往や高齢者など免疫抑制薬使用のリスクの高い方、肺疾患など既往がある方など)まずTNF-α阻害薬を使用します。
3種類の生物学的製剤「TNF-α阻害薬、抗IL-6受容体抗体、CTLA4抗体」の中で最も効果的に効く可能性が高いのがTNF-α阻害薬だからです。
TNF-α阻害薬で効果がみられない場合、抗IL-6受容体抗体やCTLA4抗体に変更します。
(最初の生物学的製剤で効果が見られない方は全体の30%ほどいるといわれています)

生物学的製剤ライフスタイル・投与方法による使い分け

効果以外の面でも当院では、ライフスタイルや投与方法によって、生物学的製剤の使い分けをしています。
皮下注射か点滴かの選択では、点滴「レミケード、オレンシア、アクテムラ」、自己注射「エンブレル、ヒュミラ、シムジア、アクテムラ、オレンシア」、月に1回の皮下注射「シンポニー」があります。
自己注射ができる方はなるべく自己注射にしていただき、ご高齢の方や手関節の変形などで自己注射が難しい方は点滴や皮下注射などを選択しております。

 

その他には、JIA、若年性特発性関節炎に引き続き成人で関節リウマチを発症している方には、抗IL-6受容体抗体の「アクテムラやケブザラ」が効果的と言われております。
抗CCP抗体が高い方にはCTLA4抗体「オレンシア」が効果的と言われています。
基礎疾患のある方やご高齢の方、その他リスクの高い方には、マイルドに効く抗IL-6受容体抗体「アクテムラ・ケブザラ」やCTLA4抗体「オレンシア」が比較的安心です。

生物学的製剤その他の使い分け

その他にもコスト面やメトトレキサートが併用できるか、妊娠の予定があるかなども患者様と十分にご相談の上、治療法を決めていきます。

【コスト的メリット】

コスト的メリットがあるのは、「アクテムラ」とバイオシミラー製剤「エタネルセプトBS、アダリムマブBSなど」となります。

【メトトレキサートが併用できない場合】

「アクテムラ、オレンシア、シンポニーなど」をお勧めすることが多いです。

【妊娠希望、妊娠されている方】

FC部を持たないTNF-α阻害薬である「シムジア」が安全とされています。また、「エンブレル」も胎盤通過性が低く、妊娠には比較的安全に使用できる生物学的製剤です。

【感染症のリスクが高い方】

肺などが悪く感染症のリスクが高いと思われるときは「オレンシア」をおすすめしています。

3種類の生物学的製剤
TNF-α阻害薬
抗IL-6受容体抗体
CTLA4抗体

点滴、注射のイメージイラスト

JAK
阻害薬

JAK阻害薬の投与対象

JAK阻害剤の使用のタイミングは、 「メトトレキサート」の効果が不十分な時に次の薬として使うこともできますが、今のところ生物学的製剤を使用してそれでも効果が不十分な時に使用する場合が多いです。

JAK阻害剤は単剤もしくは「メトトレキサート」との併用で使用します。
(JAK阻害薬は生物学的製剤との併用はできません。)

肺や腎臓などの合併症などで「メトトレキサート」が使えない場合は、やはりJAK阻害薬も使うことは推奨されていません。

 

JAK阻害剤は複数のサイトカインを抑制する事が可能で、経口投与が可能な薬で非常に強いリウマチ治療薬ですが、通常の免疫抑制剤の副作用に加えて、帯状疱疹が起りやすいことが報告されています。
(当院では、50歳以上の患者様に不活化型帯状疱疹ワクチン、シングリックスの接種をおすすめしております)
また、心臓発作などの重篤な心臓関連事象や脳卒中、癌、血栓、死亡の発現率は、TNF阻害薬の投与を受けた患者様と比較して、「トファシチニブ」の投与を受けた患者様で高いことが報告されております。

内服薬のイメージイラスト

かわかみ整形外科クリニック
Kawakami Orthopaedic Clinic
日本整形外科学会専門医/日本整形外科学会認定スポーツ医
院長 川上 洋平
〒655-0004 
神戸市垂水区学が丘4丁目15-15
TEL.078-786-5688
垂水区・須磨区・西区・明石地区など地域の皆さまの「整形外科・リウマチ科・リハビリテーション科・スポーツ整形外科」
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