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かわかみ整形外科クリニック
垂水区 整形外科・リウマチ科・リハビリテーション科
Kawakami Orthopaedic Clinic
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関節リウマチについて

Rheumatoid arthritis

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関節リウマチ 症状 治療法

関節リウマチについて アイコン
Orthopedic surgery

かわかみ整形外科クリニックでは、関節リウマチかも?と心配な方から、現在の関節リウマチのお薬や症状に不安のある方、手術を考えている、セカンドオピニオンを受けたい方、身体障害者の診断書を希望の方まで総合的に診療しています。関節の痛み、リウマチかも知れない・・・と不安がある方は、お気軽にご相談ください。

-木曜の午後は予約制にて、木村眞二 先生による「リウマチ専門外来」も行っております。-

関節リウマチとは

関節リウマチは、本来ならば細菌やウイルスなど外敵から人の身体を守る(免疫)が異常を起こし、自分自身の身体の骨や組織を外敵として攻撃し徐々に壊してしまう病気です。主に手足の関節が腫れたり痛んだりします。

全身におこる関節炎で、従来慢性の炎症性疾患と考えられてきましたが、発症後早期に骨破壊が進行し、急性あるいは亜急性の炎症性疾患と認識されるようになってきています。

関節リウマチの根本的な原因はまだよく解っていませんが、もともとの素因に何らかの外的・環境要因によって自己の免疫状態が異常を起こし、全身の関節に炎症が引き起こされる状態と考えられます。

 

この疾患を放置しておくと関節を形成する骨、軟骨、腱が破壊され、関節の動きが制限されたり、変形したりします。このような変化は不可逆性(一度おこると元に戻らない)で、日常生活に支障を生じるようになってきます。また骨以外に肺などの内臓疾患を合併する全身疾患です。

関節リウマチとはイメージ写真

関節リウマチの患者さんは女性が男性の約3~4倍
発症する年代は主に30~50代

初期症状としては、朝起きた時に手足などの関節を動かすと、こわばって動かしにくく感じる、関節のあちこちが痛む、手足のしびれや痛みがあるといったことがあります。

病状や進行に差はありますが、骨や軟骨に小さな欠損部(骨びらん)ができたり、さらには関節の破壊や変形をきたしたりすることもあり、日常生活が少なからず制限されてきます。

リウマチは放置すると手足ばかりでなく、脊椎、肺、心臓などの疾患を引き起こしたり骨粗鬆症の原因になったりします。

早期からの治療によって進行を抑制できることが明らかになっています。

リウマチかどうかを早期に正しく診断し、治療の必要性を決定することが大変重要であるといえます。

当院での診断

問診をはじめ患者さんの症状のほか、血液検査で炎症所見(CRP、血沈)、抗体検査(抗CCP抗体、リウマトイド因子 RF: rheumatoid factor)をチェックします。

超音波診断装置(パワードプラーエコー)、レントゲン、などにより関節炎の有無を確認します。

パワードプラーエコーはリウマチの滑膜炎の早期発見に非常に有用です。

これらの結果を照らし合わせて、総合的に診断いたします。

診断

関節リウマチのレントゲン写真

治療法

関節リウマチの治療の、炎症を鎮め、関節破壊の進行を抑え、関節を変形させないようする。

あるいは、体の不自由さを最小限にとどめ、生活の質(QOL)を向上させ、よりよい生活を送れるようにすることが目的です。症状と炎症の強さに合わせて使用する薬や治療法を調整する必要があります。

当院では薬剤の費用も含め、一緒に相談しながら最適な治療を探ってまいります。

薬物療法(内科的療法)

薬物療法では、痛みや炎症を抑えたり、リウマチの進行を抑える手助けをします。
近年では急速にリウマチ研究が進み、炎症や痛みを抑えるだけでなく、病気の進行を食い止めて関節が破壊されるのを防ぎ、生活の質(QOL)を高める治療が行えるようになってきています。
これからも様々な良い薬が出現してきます。あきらめず一緒に治療をおこなっていきましょう。

手術療法(外科的療法)

すでに破壊されている関節、痛みや可動域に制限がある状態の関節は、手術が有効な場合があります。
手術が必要な場合には、患者さまに適した専門病院にご紹介いたします。

リハビリテーション療法

筋力向上と関節可動域を広げて、日々の生活を過ごしやすくするためにも、リハビリテーションが必要です。
痛みや炎症を取る効果が薬物療法には期待できますが、薬にばかり頼って関節を動かさないでいると、関節が固くこわばってしまうことがあります。
リハビリテーションを繰り返しおこなうことで、関節の機能障害が抑えられます。
療法としては、患部を温めたり(温熱療法)、動かすようにして(関節可動域訓練)、こわばりや痛みを軽減します。

関節リウマチ 治療法のイメージイラスト

 
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薬物療法で使用される
主なお薬

非ステロイド性消炎・鎮痛剤
(NDAIDs)

痛みと炎症を抑えることができ、即効性があります。
抗リウマチ薬やJAK阻害剤、生物学的製剤を使用しても腫れや痛みが残る場合に用いられます。

副腎皮質ホルモン
(ステロイド薬)

強い炎症が起こった際に用いられます。
優れた抗炎症作用がありますので、症状が劇的に改善する場合もありますが、投与量の調整が難しいため、必ず医師の適切な指示の下で使用しなければなりません。

抗リウマチ薬

関節リウマチの炎症原因である免疫の異常を改善することができます。
効果が出るまでに時間を要し、1ヵ月~半年ほどかかります。

■リウマトレックス・メトトレキサート
(一般名:MTX)

アンカードラッグとして位置づけられており、最も有効性の高い抗リウマチ薬ですが、月1回の血液検査、年1回の胸部X線撮影が必要です。

 

【主な副作用】
胃腸障害、口内炎、白血球減少、間質性肺炎などがあります。
妊娠、腎不全などでは服用できません。

■プログラフ・タクロリムス
(一般名:タクロリムス 水和物)

日本で開発された免疫抑制剤で、他の抗リウマチ薬の効果を高める可能性があることが注目されており、MTXや生物的製剤との併用療法で使用されることも少なくありません。

 

【主な副作用】
腎障害、耐糖能異常(糖尿病、高血糖)が起こる事があります。

■アザルフィジンEN
(一般名:サラゾスルファピリジン)

MTXと併用することも少なくありません。
MTXの使用しにくい症例や早期のRAで使用することもあります。
定期的な検査は欠かせません。

 

【主な副作用】
皮疹や発熱、肝機能障害、胃腸障害などで、服用開始後比較的早い時期に起こることが多いです。

■ケアラム
(一般名:イグラチモド)

MTXと併用することも多いです。
抗リウマチ薬の中では比較的最近の薬剤です。効果も良好です。

 

【主な副作用】
肝機能障害や胃潰瘍などの可能性があります。

■リマチル
(一般名:ブシラミン)

MTXと併用することもあります。
比較的早期で、高疾患活動性でない症例には時に効果をしめします。

 

【主な副作用】
腎機能障害(蛋白尿)、白血球減少

生物学的製剤

 

TNF-α阻害薬

一般名 インフリキシマブ インフリキシマブ エタネルセプト エタネルセプト アダリムマブ
薬品名 レミケード インフリキシマブBS エンブレル エタネルセプトBS ヒュミラ
  レミケード インフリキシマブBS エンブレル エタネルセプトBS ヒュミラ
投与方法 8週に1回
点滴1〜2時間
8週に1回
点滴1〜2時間
1回/2週  皮下注射 1~2回/週 皮下注射 1〜2回/週 皮下注射
投与量 3mg/kg(体重)
6mg/kg あるいは投与間隔を4週に短縮可能
3mg/kg(体重)
6mg/kg あるいは投与間隔を4週に短縮可能
50mg or 25mg /週 50mg or 25mg /週 1回 40mg
病状に応じて 80mgのことも
MTXの併用 必須 必須 必須ではないが併用で効果が高い エンブレルは妊娠・授乳期は単独で (エタネルセプトBSはデータなし) 必須ではないが併用で効果が高い エンブレルは妊娠・授乳期は単独で (エタネルセプトBSはデータなし) 必須ではないが、併用で効果が高い
通常投与量での負担額(1ヶ月)
70歳未満  3割負担
■1ヶ月換算
66kg以下 約24,000円
67kg以上 約36,000円
■1ヶ月換算
66kg以下 約15,000円
67kg以上 約22,500円
約37,500円 約20,500円 約37,500円 (40mg)
約75,000円 (80mg)
通常投与量での負担額(1ヶ月)
70歳以上 1割負担
■1ヶ月換算
66kg以下 約8,000円
67kg以上 約9,000円
■1ヶ月換算
66kg以下 約5,000円
67kg以上 約7,500円
約12,500円 約7,000円 約12,500円 (40mg)
18,000円 (80mg)
通常投与量での負担額(1ヶ月)
70歳以上 2割負担
■1ヶ月換算 9,000円
※所得に応じて高額療養費制度が適応されない場合があります
■1ヶ月換算 9,000円
※所得に応じて高額療養費制度が適応されない場合があります
18,000円 ※ 約13,500円 ※ 18000円 ※
 

TNF-α阻害薬

IL-6阻害薬

一般名 ゴリムマブ セルトリズマブペゴル トシズマブ トシズマブ サリルマブ
薬品名 シンポニー シムジア アクテムラ アクテムラ ケブザラ
  シンポニー シムジア アクテムラ アクテムラ ケブザラ
投与方法 1回/4週 皮下注射 1回/2週 点滴1時間 1回/ 4週 1回/2週  週1もあり 1回/2週
投与量 1回50~100mg 1回200mg 8mg/kg (体重) 162mg 200mg or 150mg
MTXの併用 必須ではないが併用で効果が高い 必須ではないが併用で効果が高い 妊娠・授乳期は単独で 原則不要、併用も可能 原則不要、併用も可能 原則不要 併用も可能
通常投与量での負担額(1ヶ月)
70歳未満  3割負担
約36,000円 (50mg)
約73,000円 (100mg)
約37,000円 40kg未満 約22,000円
40〜50kg 約27,000円
60kg 約33,000円
約23,500円 約35,000円 (200mg)
約27,000円 (150mg)
通常投与量での負担額(1ヶ月)
70歳以上 1割負担
約12,000円 (50mg)
1,8000円 (100mg)
約12,000円 40kg未満 約9,000円
40〜50kg 約11,000円
60kg 約12,000円
約8,000円 約12,000円 (200mg)
約9,000円 (150mg)
通常投与量での負担額(1ヶ月)
70歳以上 2割負担
18,000円 ※ 18,000円 ※ 18,000円 ※ 18,000円 ※ 18,000円 ※
 

T細胞選択的共刺激調整剤

JAK阻害薬

一般名 アバタセプト アバタセプト トファシチニブクエン酸塩 バリシチニブ ペフィシチニブ臭化水素酸塩
薬品名 オレンシア オレンシア ゼルヤンツ オルミエント スマイラフ
  オレンシア	オレンシア
ゼルヤンツ オルミエント スマイラフ
投与方法 点滴30分  1回/4週 皮下注射 1回/週 内服 (毎日) 内服 (毎日) 内服 (毎日)
投与量 500mg 60kg未満
750mg 100kg未満
125mg 5mg 1日2回
5mg 1日1回
4mg 1日1回
2mg 1日1回
150mg 1日1回
100mg 1日1回
MTXの併用 原則不要、併用も可能 原則不要、併用も可能 必須ではないが併用可能 必須ではないが併用可能 必須ではないが併用可能
通常投与量での負担額(1ヶ月)
70歳未満  3割負担
60kg未満 約33,000円
60〜100kg 約49,000円
約20,500円 約44,000円 (2回/日)
約22,000円 (1回/日)
約44,000円 (4mg/日
約22,500円 (2mg/日)
約46,000円 (150mg)
約30,500円 (100mg)
通常投与量での負担額(1ヶ月)
70歳以上 1割負担
60kg未満 約11000円
60〜100kg 約16,000円
約7,000円 約15,000円 (2回/日)
約7,000円 (1回/日)
約15,000円 (4mg/日)
約7,500円 (2mg/日)
約15,500円 (150mg)
約10,000円 (100mg)
通常投与量での負担額(1ヶ月)
70歳以上 2割負担
18,000円 ※ 約13,500円 ※ 18,000円 (2回/日)
約15,000円 (1回/日)
18,000円 (4mg/日)
約15,000円 (2mg/日)
18,000円 ※
 

JAK阻害剤

 

 

一般名 ウパダシチニブ水和物        
薬品名 リンヴォック        
  リンボック錠        
投与方法 内服(毎日)        
投与量 15mg 1日1回 経口
7.5mg 1日1回 経口
       
MTXの併用 MTXとの併用・必須ではないが併用可能        
通常投与量での負担額(1ヶ月)
70歳未満  3割負担
         
通常投与量での負担額(1ヶ月)
70歳以上 1割負担
         
通常投与量での負担額(1ヶ月)
70歳以上 2割負担
         
かわかみ整形外科クリニック
Kawakami Orthopaedic Clinic
日本整形外科学会専門医/日本整形外科学会認定スポーツ医
院長 川上 洋平
〒655-0004 
神戸市垂水区学が丘4丁目15-15
TEL.078-786-5688
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